倒れたボトルの有無の検出および表示
用途:倒れたボトルの検知および表示
課題:透明な液体が充填された透明なボトルの検出
解決法: WORLD-BEAM QS30水検出センサとEZ-LIGHT K50押しボタン型ピックトゥライト
メリット: 水の吸収帯に調整された赤外線波長を使用できるQS30水検出センサ
ボトルの充填を行う際、さまざまな充填工程を通じて効率良くボトルが運ばれるように、ボトルが高速で搬送される長い組み立てラインが使用されます。ラインに倒れたボトルがあるとラインに詰まりが生じ、作業停止により多額のコストがかかることがあります。そのため、ボトルが倒れている場所をメンテナンス作業員に明確に知らせることができるソリューションが必要になります。
説明
EZ-LIGHT K50押しボタン型ピックトゥライトが緑から赤に切り替わることで、倒れたボトルの位置が作業員に知らされます。ライトを高い位置に設置して視認性を高めることで、作業員が倒れたボトルの位置をすぐに確認して対処することができ、作業停止時間が長引きません。
この用途では、K50押しボタン型ピックトゥライトとWORLD-BEAM QS30水検出センサをセットで使用します。このセンサでは、水の吸収帯に合わせて正確に調整された赤外線波長を使用して、透明な液体が充填された透明なボトルを検出します。ボトルの有無が確認されると、それに応じて出力がオンまたはオフに切り替わります。出力が一定してオンからオフに切り替わる間は、ラインはそのまま進みます。
しかし、倒れたボトルがセンサを通過すると、出力の作動時間が延長され、信号がPLCへ送信されます。PLCはラインを停止し、倒れたボトルの場所にあるEZ-LIGHTを作動して、ライトの色を緑から赤に切り替えます。それによって作業員は、詰まりの原因となる可能性がある箇所をすばやく見つけることができます。作業員はボトルを取り除いた後でEZ-LIGHTの押しボタンを押し、ラインを再始動できることをPLCに知らせます。PLCによってラインが稼働していることが確認されると、ライトの色が赤から緑に戻ります。