多色のボトルキャップの検出
用途: ボトルにキャップがあることを確認
課題: 洗浄環境、多色のキャップ
解決法: ボトル内の色と液体を無視するIP69K Q12
メリット: コンパクト、耐薬品性、高信頼性のセンサ
課題
ボトルのキャップの有無を判断する場合、製造ラインに多色のキャップの製品が運ばれてくる方が、似たような色のキャップを検知するよりも高度な検知技術が必要になります。このような場合には、ボトルの中身を無視しながら一定の距離で多くの色を検出できるセンシングソリューションが必要とされます。
解決策
プラスチック製のボトルがWORLD-BEAM Q12センサの下を通過するとき、限定反射型ビームによってキャップ付きのボトルが、キャップの色に関係なく識別されます。キャップがないボトルは製造ラインからはじかれます。Q12のレーザーのようなLEDビームにより、15 mm、30 mm、50 mmでの正確なカットオフが可能で、ボトルの内容物がキャップに間違われることはありません。
Q12には耐薬品性のPFAシース仕様のモデルもあり、1200 PSIの高圧洗浄条件やその他の過酷な環境でも使用できます。コンパクトなハウジングは狭いスペースにも簡単に取り付けることができ、Q12は製造ラインに沿ってどのような場所にも設置できます。
代替製品:
同じような効果を持つ他のセンシングソリューションの例:
* M12:Q12と似た検知特性、便利な12 mmの円柱形ハウジング
* QS18距離設定反射型:300 mmまで調整可能な背景抑制機能
* QMH26距離設定反射型:調整可能な背景抑制機能付き、食料品分野向けの衛生的な設計
* QS18U:最も困難な色に対応、色を無視して高さによってキャップを検出するQS18超音波センサ