キャップの向きの確認
用途:適切なキャップの向きを確認する
課題:浸食性の化学洗浄に影響を受ける衛生環境
解決法:Q4Xシリーズセンサ
メリット:完全に密閉された耐薬品性ハウジングによる確実な検出
プラスチック製またはアルミニウム製のキャップが振動フィーダーボウルからコンベアに排出される際に、充填および密封プロセスに進む前に適切な向きであることを検査する必要があります。ほとんどのフィーダーボウルは部品の向きを機械的に制御することはできますが、材料の損失につながりかねない問題を避けるために、キャップの向きが正しいことを確認することが重要です。また、調剤などの環境では、過激な洗浄や薬品処理に耐えられる信頼性の高いセンサが必要です。
説明
316Lグレードのステンレス鋼で作られたバナーのQ4Xレーザーセンサは、調剤環境やその他の無菌充填エリアに非常に適したセンサです。Q4Xの検出範囲は25~300 mmで、精度の高いビームのスポットサイズを備え、キャップがフィーダーボウルを出る際にその向きを効果的に検出することができます。
キャップが逆さまになっている場合、Q4Xは高さの違いを検知し、そのキャップを取り除きます。Q4Xは、キャップまたはキャップのライニングの材料の色や反射性にばらつきがある場合でも、この確認作業を確実に実行することができます。
前景抑制の受光動作を使用することによって、Q4Xは簡単にキャップの向きを検出します。センサのプログラム設定とセンサのステータスの監視は、明確なユーザーフィードバックを提供する4文字表示のディスプレイの採用により強化されています。センサのセットアップメニューのナビゲーションは、押し応えのある3つのボタンを使って簡単に行えます。