自動車の溶接ナット検査
課題
自動車産業では不適切な位置に溶接された付属品が原因でダウンタイムやリコールが生じ、高額なコストがかかるおそれがあります。そのようなミスを削減するために、ロボットによって溶接ナットが正しい位置に取り付けられているかを確認するための設備が必要になります。
解決策
ロボットによって自動車部品に複数の溶接ナットが挿入された後、作業員が2台のPresencePLUS P4 OMNIビジョンセンサを備えた検査ステーションにその部品を運びます。溶接ナットが正しく挿入されていない場合、溶接ナットがなかったり、上下が逆になっていたり、片方に傾くことがあります。PresencePLUS P4 OMNIは溶接ナットがあるか、向きが適切であるか、傾いていないかを検査します。このビジョンカメラは、部品間のずれの補正および離れた場所からの検査に対応しています。
K50L表示灯は検査結果を視覚的に表示し、部品が正しい位置にあるか 、部品が欠損しているか、向きが不適切であるか、傾いているかを知らせます。