2ハンドコントロール監視

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課題

この用途に示すプレス加工機は、作動中にオペレータが万一稼動部分に接触すると危険が及ぶ恐れがあります。機械の使用中にオペレータが機械から安全な距離を維持することができる安全ソリューションを講じる必要があります。

解決策

2ハンドコントロールの防護システムは、危険が存在する場合にオペレータが機械に近付かないよう防護します。機械サイクルは、オペレータが両方のセルフチェックタッチボタン (STB) に半秒以内に触れた場合にのみ開始し、両方のハンドコントロールが作動している間にのみ動作を継続します。これにより、オペレータは機械の使用中に制御ステーションに留まることができます。

STBの多様な冗長性のあるセルフチェック設計により、内部の安全上重要な回路の障害が検出され、機械の動作を停止させます。AT-FM-10Kセルフチェック2ハンドコントロールモジュールは、機械の安全性を向上させます。セルフチェックタッチボタンと2ハンドコントロールモジュールを組み合わせることにより、最大安全レベルEN 574 (タイプIIIC) に準拠した2ハンドコントロールシステムが実現されます。

注記:この安全ソリューションは、機械のオペレーターのみを保護します。同じエリア内の他の作業者を保護するためには、別途安全装置を設置する必要があります。

この記事で取り上げられた製品

STBシリーズ セーフティタッチボタン
STBシリーズ セーフティタッチボタン

STB自己診断機能付きタッチボタンは、冗長性マイクロプロセッサおよび光路により、両手制御式の入力装置としては最高水準の安全性を実現します。

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